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「濃厚ワンタン麺」@石田一龍 本店の写真2023年11月30日(木)

昨夜は北九州の重要課題店に挙げていたこちらの店を初訪問。

こちらは創業から僅か13年で急速なグループ展開を遂げた新進気鋭の豚骨専門店です。

18時17分に到着すると、店内の席は3卓のみが埋まっている状況です。

先ずは「濃厚ワンタン麺」の食券を購入し、着席して食券を渡すと麺の硬さを尋ねられました。

迷う事なく「普通」と伝えると、待つ事僅か3分ほどでラーメンが到着です。

白濁した豚骨スープは緩やかに粘度を帯びていて、極細麺の上にはチャーシュー、ワンタン、キクラゲ、海苔、刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、穏やかで丸みを帯びた醤油の風味や塩味と共に、濃厚で臭味が希薄な豚骨出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は恐らく豚骨のみと思われますが、長時間炊かれた豚骨ならではの骨っぽさが油分やゼラチン質に負けじと前面に現れている印象です。

また、九州醤油に感じがちな加糖の甘味は至極控えめであり、尚且つ豚骨で頻繁に使われがちな化調の気配も概ね皆無である様に感じます。

総じて言うとシンプルで洗練を極めた味わいではあるものの、構成が削られる事で寧ろ味わいが単調と化している感も強ち否定出来ません。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの極細麺が意外と硬めに茹でられていて、ザクリとした歯触りと共に無垢寄りな小麦の風味を感じます。

そして、極細麺には粘度を帯びたスープが潤沢に絡み込むものの、旨味の要素が少な過ぎる事で味わいに些か広がりが生まれ難い印象です。

一方、卓上のニンニクを加えると味わいに突如としてキレが増し、次いで高菜や摺胡麻を加えると旨味の幅に飛躍的な広がりが生まれます。

スープ自体がシンプルな分、卓上の薬味を駆使する事で味わいの表情が見事なまでに様変わりします。

次にチャーシューを食べてみると、若干厚めに切られた豚肩ロースの煮豚がバーナーで炙られています。

赤身はパサ付く事なく肉々しい弾力を保っていて、仄かに焦げた肉質の香ばしい風味と共に脂身のコクや甘味が舌に鮮明に映し出されます。

次にワンタンを食べてみると、微塵切りの玉ネギを含んだ挽肉餡が若干厚めの皮で包み込まれています。

挽肉餡はネットリとした食感を帯びていて、噛み締めると素朴に味付けされた肉質の旨味と共に肉汁のコクや甘味が舌に素直に伝わります。

食べ終えた感想ですか、濃厚ながらもプレーン感極まる味わいであり、まるで卓上調味料による味変を前提に作られたかの様な一杯でした。

改めて訪れる機会があれば、次回は他方の看板メニューである「屋台ラーメン」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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