なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「とんこつラーメン」@名島亭の写真2022年5月17日(火)

昨日は取引先の方に連れられてこちらの店を初訪問。

嘗ては福岡を代表する名店であったものの、その後は店主の一身上の都合で「一風堂」の運営会社に譲渡されたそうです。

尚、こちらの創業者である「城戸修」氏は「一風堂」の社長である「河原成美」氏の修行時代の兄弟子に当たるとの事です。

13時02分に到着すると、広い店内の席は7割程度が埋まっている状況です。

私は「とんこつラーメン」を注文すると、席で待つ事5分ほどで待望のラーメンが到着です。

肌色を帯びた豚骨スープは緩めに乳化されていて、極細麺の上にはチャーシューやキクラゲと共に刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、比較的アッサリとした味わいではあるものの、塩味や豚骨の旨味が何れも輪郭を鮮やかに保っている印象です。

出汁は恐らく豚骨主体と思われるものの、油っぽさやゼラチン臭を一切伴う事なく適度に溶け込んだ骨髄の旨味が舌に極めて鋭利に伝わります。

一方、スープは熟成の臭気を些か強めに帯びてはいるものの、立ち昇る香りは嫌味を与える事なく食欲を掻き立てるフックとして働いています。

尚、スープからは複雑な奥行きを感じるものの、化調感が控えめである事から豚骨以外のグルタミン酸成分も若干含まれている様な気がします。

セオリーから考えると昆布である気がするものの、一方で醤油らしき風味も重なる事から断言出来るほど明確に判別する事は出来ず終いでした。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの極細麺が若干硬めに茹でられていて、噛み締めると適度なコシと共に至って明確な小麦の風味を感じます。

長浜系の麺にしては粉っぽさが抑えられていて、尚且つ充分茹でられている事からグルテンの持つ靱やかな弾力もそれなりに兼ね備えています。

そして、極細麺にはスープが存分に絡み込み、噛み締めると小麦の甘味とスープの旨味が重なる事で味わいに一段と深い奥行きを生み出します。

次にチャーシューを食べてみると、豚バラ肉の煮豚が適度な厚みにスライスされています。

肉質は至って柔らかな弾力を保っていて、噛み締めると染みた醤油ダレの風味が背景となって赤身の旨味や脂身の甘味が舌に存分に伝わります。

食べ終えた感想ですが、私個人的には創業者が退いた今でも尚完成度の高い味わいである様に感じました。

私は創業者が営んでいた頃の味を知らないものの、当時を知る方々からは兎角「味が落ちた」と言う評判を耳にします(汗)

ただ、それが本当であるならば、創業者が居た頃の味は私が想像する以上に素晴らしかった事が推測されます。

因みに、先日訪れた「来来」の店主に教えて頂いた話によると、創業者は今でも「丸八」と言う店で元気に腕を振るわれているそうです。

改めて福岡を訪れる機会があれば、創業者がお元気な内にそちらの味わいも是非堪能してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

投稿 | コメント (0) | このお店へのレビュー: 0件
このお店の次のレビューこのお店のレビュー一覧このお店の前のレビュー

コメント

まだコメントがありません。