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「サッポロ赤星2本+メンマ皿→ ラーメン 半熟卵」@中華そば 下連雀の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2026/01/28/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/s0-FoJZ7EXM

 真冬の三鷹・下連雀で昭和の空気をまとった一杯に整えられる昼下がり!
冬の光は明るいのに、風はきちんと冷たい――そんな日に限って、身体は「優しい醤油」を欲しがります。向かったのは、三鷹・下連雀4丁目の「中華そば 下連雀」。

 店先に掲げられた、あの赤い板。**「ラーメン 600円」**の直球が、いまどき逆に眩しいのです。気取らないのに、侮れない。こういう店は、入口の暖簾をくぐった瞬間から“勝ち”が始まっています。今日は、ラーメン+半熟卵+メンマ皿+サッポロ赤星2本。静かに、しかし確実に、休日の心へ寄り添う布陣で臨みます。




<サッポロ赤星> 最初の一本で心拍を落ち着かせ、二本目で麺を迎え撃つ昼酒の作法が完成!

 席に着くやいなや、まずは赤星。瓶が置かれた瞬間の安心感たるや、もはや儀式です。口をつけると、麦の香ばしさと程よい苦味が「さあ、余計な雑念は置いていきなさい」と言ってくる。

 この店の空気に赤星は合います。派手に主張せず、でも確実に場を締める。グラスの水滴も、冬の午後にちょうどいい“冷たさの輪郭”をつくってくれます。
そして二本目。これが効きます。麺の立ち上がり、七味の合図、半熟卵の黄身の決壊・・・そのすべてを、赤星は黙って受け止めてくれるのです。




<竹の子(メンマ)皿> 薄味の短冊メンマに白髪ネギが乗るだけで、拉麺酒場の幸福度が一段上がる!

 ほどなくして届くメンマ皿。短冊スタイルの温かみが、まず嬉しい。味付けは濃すぎず、むしろ“やさしい”に全振り。そこへ、味付け白髪ネギがふわりと被さり、香りとシャキ感で立体感を作ってきます。

 ボリュームもきちんとあるので、赤星が進む進む。メンマの繊維をほどきながら噛むと、竹の素朴な甘みがじわっと広がり、醤油の香りが後ろから追いかけてくる。ラーメン屋に来て、まず“皿”で心が整う。これが、下連雀の昼の贅沢です。




<全体> 琥珀色の清湯に、白い半熟卵が浮かぶ景色は、静かに強い説得力があり!

 着丼。目に飛び込んでくるのは、澄んだ琥珀の醤油スープ。表面には薄い油の膜がきらりと光り、刻みネギが雪のように散る。中央には、ポーチドエッグ然とした半熟卵がどんと構え、なるとがピンクの渦で遊び心を添えます。

 チャーシューは豚バラのスライスが複数枚。メンマは丼の中でも存在感のあるサイズ感。全体として、華美ではないのに、必要なものが必要な分だけ、きちんと並んでいる。“江ぐち系譜”らしい端正さに、どこか家庭的な温度が混ざる――そんな第一印象でした。




<出汁> 野菜の旨味を下支えに豚のコクが静かに乗り醤油ダレが円やかに全体を丸め込む!

 レンゲを入れると、味が尖っていません。やさしい。けれど薄いわけでもない。野菜の旨味がふわっと広がり、その奥から豚のコクが“ふくよかに”押し出してくる。

 醤油ダレは円やかで、角が立たないのに香りは立つ。口当たりは軽やかでも、飲み進めるほどに厚みが増すタイプです。冬の冷えた指先を、ゆっくり温めるようなスープ。この一杯、強さで殴らない。やさしさで包んで、最後にちゃんと満たす。 まさに下連雀の流儀です。



<麺> リクエストで最細を供する江ぐち系の矜持!数量限定細麺!すすった瞬間に違いが分かる!

 麺はストレートの細麺。しかもこの店は「江ぐち系譜」の中でも、お願いすれば一番細い麺を出してくれる懐の深さがある。これが実にいいのです。
細いからこそ、スープをまとった瞬間の立ち上がりが速い。啜れば、醤油の香りが先に鼻を抜け、次に小麦の素朴な甘みが追いかける。歯を当てると、パツンとした張りがあり、すぐにほどけて喉へ落ちる。
 “軽い”のではなく、“軽やか”。だからこそ、半熟卵の黄身や七味の刺激も、麺が受け止めてきれいに流してくれます。




<チャーシュー> 煮豚タイプの豚バラ肉がスープの円やかさに脂の甘みで追い打ちをかける!

 チャーシューは豚バラのスライス。いわゆる煮豚タイプで、噛むと脂の甘みがじゅわっと溶けます。ただし、脂が重くないのはスープ側がやさしいから。醤油の香りと豚の甘みが重なる瞬間、口の中が一気に“昔ながらの中華そば屋”へワープします。赤星をひと口、そしてまた麺。これが無限ループの入口です。




<竹の子(メンマ)> 丼の中のメンマが食感の“骨格”として最後まで飽きさせませず!

 丼のメンマは、しっかり長さのあるタイプで、スープの中でも輪郭が崩れません。噛めばコリッと、そして繊維がほどけていく。濃い味で押すのではなく、竹の香りと出汁の含みで魅せる。ネギのシャキ感、チャーシューの脂、半熟卵の黄身――それらの間に立って、食感のバランスを取る名脇役です。




<半熟卵> ポーチドエッグ然とした白身のやわらかさ!黄身のコク!やさしい醤油出汁を別世界へと!

 この半熟卵、いわゆる味玉ではなく、ポーチドエッグ的な仕上がり。白身はふるふるで、スープの熱でさらにほどけ、黄身はとろりと流れてスープに溶け込みます。
 レンゲで黄身を崩すと、琥珀のスープが一瞬でまろやかに変調する。野菜の旨味と豚のコクに、卵の濃度が加わって“コクの輪郭”が太くなるのです。細麺に黄身が絡むと、啜り心地が急に艶っぽくなる。下連雀の一杯が、午後のご褒美に化ける瞬間でした。




<味変化> 七味は香りのスイッチ!刺激で壊さず輪郭だけをちょっぴり際立せる!

 中盤、七味をひと振り。これが絶妙です。辛さで主張するのではなく、香りでスープの奥行きを引っ張り出す。円やかな醤油に、ほんの少しの熱が差し込むだけで、麺の甘みが際立ち、豚のコクが締まる。赤星を一口挟むと、またスープがやさしく戻る。“味変”というより、“気分の切り替え”。午後の後半戦に向けた、静かなギアチェンジでした。




総じまして・・・「600円の看板に油断していると優しい旨味の厚みで静かにノックアウト!」

 「中華そば 下連雀」は、強さを誇示しません。けれど、食べ終えたあとに残る満足感は、はっきり強い。野菜の旨味と豚のコク、円やかな醤油、最細ストレート麺の軽やかさ、煮豚バラの甘み、そしてポーチド的半熟卵のコク――すべてが“ちょうどいい”ところで噛み合っています。さらに、メンマ皿がいい。薄味でボリュームがあり、白髪ネギが香りの柱になる。赤星2本が、昼の余白をきちんと幸福に変えてくれる。派手な演出はなくても、日常の温度で、確実に名店の仕事をする。下連雀4丁目に、また一つ、通いたい理由が増えました。

 この日の主役は「やさしさ」でした。スープは角を立てず、麺は軽やかにすすれ、具は過不足なく“安心”を積み上げる。その上で、半熟卵がとろりと世界を塗り替え、七味が香りで輪郭を整える。赤星とメンマ皿が、その物語に“昼の祝祭”を足した――そんな一杯でした。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。


   冬日さし
    細麺すすり
     琥珀澄む

    黄身とけ円く
     赤星ふたたび


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!

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コメント

どもです。
行きたい店だったけど
下連雀とは縁がなかったようです。」

数量限定細麺、これはガチに実体験なんですごくひかれますね。
下連雀さんは細麺だとどう変わるのか?&出ましたポーチドエッグ、なるほどそことの絡み
…エグいほどに至極の極めですねw

スージーのなのなQ | 2026年1月28日 19:41