麺屋 さくら井の他のレビュー
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コメント
どもです。
写真のカットがあ何時もと違いますね。
でも、さくら井、当たりました。
ラーするガッチャマン(通院中) | 2026年2月11日 06:58おはようございます!
気候と味の関係、よく分かります。
三鷹はあらゆるジャンルが揃ってて、どんな舌の要求にも応えてくれる素晴らしい土地です。
雨垂 伊砂 | 2026年2月11日 10:15昨年暮れに伺って改めてその実力を感じました。
こういう職人の方々は色々な材料使いますが
その組み合わせなんて無限だと思うんですが
それを作り上げるのが凄いですね。
また伺わなくちゃ!(^_-)-☆
mocopapa | 2026年2月11日 10:21基本の一杯、改めてじっくり拝読すると、素材一つ一つのクオリティ
調理のクオリティ、そしてホスピタリティ、全てが一流すぎるわと
基本だからこそよりわかりますね。あーしまった!今日さくら井さん行けば良かった
スージーのなのなQ | 2026年2月11日 14:06
とまそん@ラーメン食べて詠います
とまそん@ラーメン食べて詠います
吉宗
しゃとる






とまそんのYouTube: https://youtu.be/_j6ISjJreDI
武蔵野の陽光と重層清湯の調和!醤油らぁ麺の進化と叙情!この日は、本来であれば厳冬の余韻が残る時期ですが、太平洋高気圧の張り出しにより、3月上旬を思わせる温かな晴天に恵まれました。このような気候条件は、人間の味覚感受性にも影響を及ぼし、重厚な脂よりも、洗練された出汁のキレを求める傾向を強めます。
あゝ・・・また来てしまいました。2025年秋に大きな転換期を迎えた「麺屋 さくら井」。かつて三鷹の住宅街の奥深くで「隠れ家的な名店」として知られていた同店は、より広い客層を受け入れるべく井の頭通り沿いへと移転を果たしました 。店主は、名店「麺処 ほん田」系列「夏海」での研鑽を経て、いまや武蔵野を代表する職人としてその名を轟かせています 。今回は、「醤油らぁ麺」に焦点を当て、その重層的な出汁の構造、三河屋製麺との共同開発による麺の特性、進化について、改めて鑑みたいと思いますー。
<全体> 視覚的な黄金比に基づき配置された具材!深い琥珀色に輝く出汁が織りなす圧倒的気品!
カウンター越しに供された「醤油らぁ麺」は、まさに「麺顔(めんがお)」という言葉がふさわしい、芸術的な完成度 。スープの表面を覆う上質な鶏脂は、窓から差し込む2月の陽光を反射し、琥珀色の液面に複雑なプリズムを描き出しています 。その下には、三河屋製麺謹製の中細ストレート麺が、まるで絹織物のように美しく整えられ、静かに横たわっています 。
特筆すべきは、移転後にさらに磨きがかかった具材の配置です。低温調理によって淡い桜色を湛えた豚肩ロースのチャーシュー、その上に添えられた鮮やかなグリーンの青菜、そして規律正しく並んだ細長いメンマと、深い漆黒の海苔 。これらの構成要素が、丼という名の小宇宙において完璧な均衡を保っており、食べる者に一種の畏敬の念を抱かせます。この一杯は、提供された瞬間に「旨さ」を確信させる視覚的な説得力を持っているかと!。シンプルながらも、細部に宿る神を信じるかのような店主の執念!? 。
<出汁> 選び抜かれた地鶏と豚!多種多様な魚介乾物が織りなす驚異的な情報量を持つ重層さ!
ここを語る上で欠かせないのが、その出汁の重層構造。一口啜った瞬間、最近のトレンドである「特定の素材を際立たせたシンプル系」とは一線を画す、圧倒的な旨味の奔流に舌が驚かされます。ベースとなる動物系出汁には・・・、確か移転前から追い続けている情報源としては、はかた地鶏のガラ、大山鶏の丸鶏、そして名古屋コーチンの肉付きガラを贅沢に使用し、それぞれの鶏が持つ「コク」「脂の甘み」「深み」を抽出・・・と言いたい 。移転して多少構成が変わってるかもしれませんがー。
さらにブランド豚の骨と肉を加えることで、スープに厚みと力強さを付加。岩中豚特有の臭みのないクリーンな脂質が、鶏出汁の華やかさを下支えしています 。へへへ・・・これだけでは終わりません。移転以前からの情報を鑑みると、ベースに魚介・乾物系素材として、鰹節、煮干し、どんこ、昆布等が多層的に重ねられているはず??。特に、昆布のグルタミン酸と、鶏や節類に含まれるイノシン酸、椎茸のグアニル酸による「旨味の相乗効果」が、化学的根拠に基づいた深い充足感をもたらす・・・・そんな妄想が、頭の中で渦巻きます(この辺の化学的知識はググりました)。しかし、移転してからは、少し動物系の余韻が強くなったイメージなんだが、旨さっとほんと言葉にするのが難しいー・・・。
醤油ダレについても、生揚げ醤油など、厳選されたものを複数ブレンドしてるはず?。妄想ですが、火入れの温度管理を徹底することで、醤油本来のキレと香りを残しつつ、出汁の甘みと完璧に融和する円やかさを感じるようですー。飲み進めるほどに温度変化によって、前半は鶏の華やかさが、後半は魚介と乾物の滋味と麺から溶け出す小麦粉の甘さが顔を出すという、時間軸を伴った味の展開を見せてくれるようです。
<麺> 三河屋製麺!低加水の歯切れと熟成のハリが同居する絶妙なる触感!噛み締めて旨し!
この重層的なスープを完璧なバランスで持ち上げるのは、三河屋製麺との共同開発(ですよね?)による中細ストレート麺 。この麺を「しっかりめに茹で切る?」ことで、その潜在能力を最大限に引き出しているかのようです。箸で持ち上げた際のしなやかさは、茹で不足による硬さとは無縁のものです。
実際に口に運ぶと、まず感じるのはやや低加水低めなれど、十分に茹でが入ったしなやかさ!滑らかさ!プツプツとした歯切れの良さ 。咀嚼を続けると、麺の芯にあるしっかりとした「ハリ」と、糊化した小麦の甘みがスープの醤油感と混ざり合い、官能的とも言える咀嚼性を生み出します 。
この麺は、時間の経過とともにスープを僅かに吸収し、後半にはスープと麺の境界線が曖昧になるような「一体感」を楽しむことができます 。小麦の香りがスープの熱によって活性化され、鼻腔を抜ける際の心地よさは、三河屋製麺というパートナーと店主の確かな信頼関係の証と言えるでしょう〜 。
<チャーシュー> 隠し包丁の魔法がもたらす分厚さと柔らかさの共演!出汁に浸し麺に絡ませて良し!
移転後の「麺屋 さくら井」における最大の変化の一つが、チャーシューのクオリティアップです。新店舗では設備が拡充され、肉の温度管理や仕上げの精度がさらに向上しました 。醤油らぁ麺に使用されるのは、厳選ブランド豚の肩ロースを低温調理したもの。
一見すると、レア感を残した分厚いカットに目を奪われますが、特筆すべきは表面に入れられた細かな「隠し包丁」です。この緻密な仕事により、厚みがあるにもかかわらず、噛み切る際に全くのストレスを感じさせません 。もろみ麹に漬け込まれた肉は、酵素の働きでアミノ酸が活性化されており、噛むほどに凝縮された肉の旨味が溢れ出します 。
<青菜&メンマ> 徹底した下仕事が光るよ!色彩と食感のアクセントがナイス!
主役を引き立てる脇役たちにも、名店らしい品格が漂っています。青菜(主に小松菜)は、その鮮烈な緑色が一杯の視覚的な清涼感を生んでいますが、それだけではありません。丁寧にお浸しとして調理されており、茎の部分のシャキッとした食感と、葉の部分が湛える瑞々しい出汁の風味が、濃厚な鶏脂のリセット役として完璧に機能しています 。
メンマについても、繊維質のきめ細かな極細タイプを採用 。コリコリとした明確な歯応えがありながら、筋っぽさは皆無で、上品な薄出汁の味が染みています。これらは単なる彩りではなく、麺、スープ、肉という主要素の間を繋ぎ、食感にリズムを与える「バイプレイヤー」として、一杯の完成度を一段上のステージへと押し上げています 。
<その他具材> 隅々にまで行き渡る「さくら井」の美学と素材への敬意!
丼の端に配置された海苔は、スープに浸しても型崩れしにくい質の高いものが選ばれており、麺を巻いて食す際に磯の香りを力強く主張します 。また、薬味として添えられた白髪ねぎは、辛味を抑え、シャキシャキとした食感と爽やかな香りを付与。時折現れる三つ葉やセルフィーユの芳香も、重層的なスープの中で「引き算」のような清涼感をもたらします 。
これらの具材一つひとつが、店主の徹底した品質管理の下にあり、どれ一つとして欠けてはならないパズルのピースのように組み合わさっています。かつてカメラマンとして一つのフレームの中に美を収めてきた店主の感性が、丼という限られた空間の中で、最大限に発揮されていることが理解できます 。
総じまして・・・「 武蔵野の地で深化を続ける醤油らぁ麺は、まさに技術と感性の結晶!」
2026年、移転から一定の月日を経て、同店は「名店」としての地位を揺るぎないものにしています。今回の訪問で改めて感じたのは、櫻井店主が目指す「毎日食べても飽きない味」の本質です 。それは、単に味が薄いということではなく、食べ進めるごとに新しい発見があり、最後の一滴を飲み干した瞬間に「また明日も食べたい」と思わせる、精緻な構成に基づいた「動的な調和」のことではないでしょうか 。
最近、シンプルな構成のラーメンが増える中で、あえて多種多様な素材を重ね、それでいて一切の雑味を感じさせない「重層清湯」を完成させたその手腕には、ただ脱帽するほかありません。武蔵野の温かな陽光の下で啜ったこの一杯は、2026年のラーメンシーンにおける一つの到達点であり、同時にさらなる進化を予感させるものでした 。三鷹という街を、そして武蔵野を訪れる理由として、この一杯は十分すぎるほどの輝きを放っています 。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。
武蔵野の
陽光浴びて
啜りけり
琥珀に浮かぶ
春のささやき
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!