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とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2025/12/28/000000とまそんのYouTube: https://youtu.be/HxMrH7MI6Rc師走の冷気と“駅ナカ名店”のギャップが、食べる前から物語が始まる! 12月下旬、西荻窪駅の改札を抜けたその先で、私はいきなり「事件現場」に出くわした気分になりました。埼玉で名を馳せる人気店が、なぜか“わりと地味め”な西荻窪駅の、しかも改札内で営業しているのです。駅の喧騒はいつも通りなのに、鼻先には確かな地鶏の香りがふわり。冬の空気に背中を押されるように、吸い込まれるように券売機へ向かい、「地鶏中華そば 醤油」を選びました。駅ナカという制約の中で、どこまで本気を出してくるのか——その“本気の気配”だけで、もう心が温まり始めていました。<全体> 琥珀の清湯と整列した麺線!そして4種肉の豪華布陣が一目で勝負を語る!着丼。まず目に飛び込んでくるのは、透明感ある琥珀色の醤油清湯です。表面には細かな鶏油が静かに揺れて、艶やかでありながら派手すぎない。麺は右側で美しく揃い、まるで髪の毛一本一本まで整えた“麺顔”の優等生。中央には青ネギの緑、脇には極太の材木メンマが堂々と横たわり、そして何より、チャーシューが四種。鶏と豚がそれぞれ違う表情で重なり合い、「これは“具材で語るラーメン”だな」と直感しました。駅ナカの一杯というより、きちんとした料理としての一皿が、そこにありました。<出汁> 名古屋コーチンの円やかな厚みを芯に魚介・乾物の溶け込みが奥行きを増す分厚い清湯!レンゲでひと口。まず、名古屋コーチン由来の丸みと、旨さの“層”がぐっと押し寄せてきます。清湯なのに薄くない。むしろ、澄んでいるからこそ旨味の輪郭が立ち、口の中でふくよかに広がります。そこへ魚介や乾物類の溶け込みが静かに寄り添い、味の骨格を太くしているのが分かるのです。醤油はキレで突き刺すタイプではなく、円やかさと一体になって余韻を作るタイプ。飲むほどに「鶏の旨味が主役、でも独演会ではない」——そんなバランスの良さが印象的でした。冬の空気で少し固くなった身体が、内側からほぐれていく感じ。駅の中なのに、ここだけ時間の流れがゆっくりです。<麺> 微かに麩が打ち込まれた多加水寄りの麺が、出汁を抱き込み素地と一体化!麺を持ち上げると、まず麺線の整い方に見惚れます。細すぎず、しかし繊細。微かに麩が打ち込まれているという情報通り、どこか柔らかな香りと、しっとりした質感があるのです。口に運べば、やや多加水らしいつるりとした滑りと、芯に残る弾力。ここで面白いのが「出汁を吸いがち」という性格です。吸うほどに麺は出汁をまとい、単なる“麺+スープ”から、“麺がスープの一部になる”感覚へ昇華していきます。すすった瞬間は軽やかなのに、噛むほどに鶏と醤油の旨味が染み出してくる。終盤に向かうほど、丼の中の一体感が増していくのがたまりません。<チャーシュー> 鶏もも=香ばしさ!鶏むね=しっとり!豚ロース=上品!豚肩=コク!食べ比べが楽しい!この一杯、チャーシューが脇役で終わりません。四種それぞれが、きちんと役割を持って登場します。- 鶏もも肉のロースト:まず香りが良いです。軽く焼き目のニュアンスがあり、噛むとじゅわっと肉汁が広がります。鶏出汁と同系統の旨味なので、合わせると“厚み”が増す感覚。ここで丼が一段階、力強くなります。- 鶏胸肉コンフィ:対照的に、こちらはしっとり静かなタイプ。脂は控えめなのに、ほどけるような柔らかさで、噛むほどに旨味がにじみます。清湯の透明感を壊さず、むしろ上品に整えてくれる存在です。- 豚ロースの大判スライス:豚の甘みがきれいに出ています。脂と赤身のバランスが良く、肉の“上品さ”が前に出る。醤油清湯に合わせると、香りがすっと立ち上がり、口の中が急に“和食の気配”に寄るのが面白いです。- 豚肩ロースの大判スライス:こちらはコク担当。ロースより脂の旨味が強く、噛むほどに豊かな余韻を残します。スープに少し浸してから食べると、脂の甘みが醤油と混じって“ご褒美感”が増すのです。四種あるからこそ、食べ進める途中で「次はどの肉でいこう」と小さな楽しみが続きます。駅ナカの一杯に、まさかこんな“肉の物語”が乗っているとは。<メンマ> 極太の材木メンマが歯切れと香りでリズムを作り清湯に食感の芯を通す!メンマは穂先ではなく、ど真ん中の材木スタイル。極太で堂々、箸で持ち上げるだけで存在感があります。齧ると、ザクッ、サクッと歯切れ良く、繊維の快感が気持ちいい。味付けは強すぎず、醤油清湯の邪魔をしない設計です。それでいて、噛むほどにメンマ自身の甘い香りが立ち、スープの余韻に木陰のような落ち着きを足してくれます。麺と肉の間に、この材木メンマが入ることで、丼全体のテンポが整う。地味に見えて、かなり重要な“調律役”でした。<味変化> 藻塩のひと振りで輪郭が締まり、鶏・醤油・肉の旨味がキリッと立ち上がる!卓上にはいろいろありますが、今回は「藻塩」で遊びます(※レモン酢と胡椒は使っていません)。藻塩をほんの少し、麺やチャーシューに乗せると、味の輪郭がピシッと締まります。特に豚肩ロースの脂に藻塩を当てると、甘みがくっきりして“脂の良いところ”だけが前に出る。鶏ももローストに合わせれば、香ばしさがキレ良く際立ちます。スープ自体は完成されているので、味変というより「角度を変えて味わう」感覚。終盤でも飽きず、むしろ集中力が増していくのが楽しいです。総じまして・・・「駅ナカ改札内という日常空間で名店の技術が”非日常の一杯”に変わる——その驚きが最大のご馳走!」西荻窪駅改札内。最初は「便利な立地に名店が来た」くらいの気持ちでしたが、食べ終えてみると印象が違います。ここには“妥協して駅ナカに寄せた味”ではなく、“駅ナカでも本気を貫いた味”があります。改札内という“ついで”の場所にあるのに、この一杯は「ついでで食べるラーメン」ではありません。むしろ、わざわざ改札に入り直してでも味わいたくなる完成度です。西荻窪という街の地味さ(褒め言葉です)と、名店の華やかな技術が同居した結果、ここにしかない幸福が生まれていました。忙しい年末の合間に、短い旅をしたような満足感。駅ナカでこんなに胸があたたかくなるとは思いませんでした。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。 冬の駅 鶏旨み満ち 醤油澄む 麺啜るほど 胸あたたむ お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!
おはようございます。 地鶏中華の塩を食えば、一応レギュラーコンプです。 鶏メインの構成のこの店舗、吉川さんの海鮮も食べたくなっているので今日この頃です。 別な話ですが、○スさんとのジョイントは 端緒から「蕎麦屋飲み」で調整しましょうか🍶
物語w 事件w まるで初めてこちらに突入するかのようなテンションを二桁訪問されてるのに感じる もう、それだけで名店の美味い1杯への高揚ですね
とまそんのYouTube: https://youtu.be/HxMrH7MI6Rc
師走の冷気と“駅ナカ名店”のギャップが、食べる前から物語が始まる! 12月下旬、西荻窪駅の改札を抜けたその先で、私はいきなり「事件現場」に出くわした気分になりました。埼玉で名を馳せる人気店が、なぜか“わりと地味め”な西荻窪駅の、しかも改札内で営業しているのです。
駅の喧騒はいつも通りなのに、鼻先には確かな地鶏の香りがふわり。冬の空気に背中を押されるように、吸い込まれるように券売機へ向かい、「地鶏中華そば 醤油」を選びました。駅ナカという制約の中で、どこまで本気を出してくるのか——その“本気の気配”だけで、もう心が温まり始めていました。
<全体> 琥珀の清湯と整列した麺線!そして4種肉の豪華布陣が一目で勝負を語る!
着丼。まず目に飛び込んでくるのは、透明感ある琥珀色の醤油清湯です。表面には細かな鶏油が静かに揺れて、艶やかでありながら派手すぎない。麺は右側で美しく揃い、まるで髪の毛一本一本まで整えた“麺顔”の優等生。
中央には青ネギの緑、脇には極太の材木メンマが堂々と横たわり、そして何より、チャーシューが四種。鶏と豚がそれぞれ違う表情で重なり合い、「これは“具材で語るラーメン”だな」と直感しました。駅ナカの一杯というより、きちんとした料理としての一皿が、そこにありました。
<出汁> 名古屋コーチンの円やかな厚みを芯に魚介・乾物の溶け込みが奥行きを増す分厚い清湯!
レンゲでひと口。まず、名古屋コーチン由来の丸みと、旨さの“層”がぐっと押し寄せてきます。清湯なのに薄くない。むしろ、澄んでいるからこそ旨味の輪郭が立ち、口の中でふくよかに広がります。そこへ魚介や乾物類の溶け込みが静かに寄り添い、味の骨格を太くしているのが分かるのです。
醤油はキレで突き刺すタイプではなく、円やかさと一体になって余韻を作るタイプ。飲むほどに「鶏の旨味が主役、でも独演会ではない」——そんなバランスの良さが印象的でした。冬の空気で少し固くなった身体が、内側からほぐれていく感じ。駅の中なのに、ここだけ時間の流れがゆっくりです。
<麺> 微かに麩が打ち込まれた多加水寄りの麺が、出汁を抱き込み素地と一体化!
麺を持ち上げると、まず麺線の整い方に見惚れます。細すぎず、しかし繊細。微かに麩が打ち込まれているという情報通り、どこか柔らかな香りと、しっとりした質感があるのです。口に運べば、やや多加水らしいつるりとした滑りと、芯に残る弾力。
ここで面白いのが「出汁を吸いがち」という性格です。吸うほどに麺は出汁をまとい、単なる“麺+スープ”から、“麺がスープの一部になる”感覚へ昇華していきます。すすった瞬間は軽やかなのに、噛むほどに鶏と醤油の旨味が染み出してくる。終盤に向かうほど、丼の中の一体感が増していくのがたまりません。
<チャーシュー> 鶏もも=香ばしさ!鶏むね=しっとり!豚ロース=上品!豚肩=コク!食べ比べが楽しい!
この一杯、チャーシューが脇役で終わりません。四種それぞれが、きちんと役割を持って登場します。
- 鶏もも肉のロースト:まず香りが良いです。軽く焼き目のニュアンスがあり、噛むとじゅわっと肉汁が広がります。鶏出汁と同系統の旨味なので、合わせると“厚み”が増す感覚。ここで丼が一段階、力強くなります。
- 鶏胸肉コンフィ:対照的に、こちらはしっとり静かなタイプ。脂は控えめなのに、ほどけるような柔らかさで、噛むほどに旨味がにじみます。清湯の透明感を壊さず、むしろ上品に整えてくれる存在です。
- 豚ロースの大判スライス:豚の甘みがきれいに出ています。脂と赤身のバランスが良く、肉の“上品さ”が前に出る。醤油清湯に合わせると、香りがすっと立ち上がり、口の中が急に“和食の気配”に寄るのが面白いです。
- 豚肩ロースの大判スライス:こちらはコク担当。ロースより脂の旨味が強く、噛むほどに豊かな余韻を残します。スープに少し浸してから食べると、脂の甘みが醤油と混じって“ご褒美感”が増すのです。四種あるからこそ、食べ進める途中で「次はどの肉でいこう」と小さな楽しみが続きます。駅ナカの一杯に、まさかこんな“肉の物語”が乗っているとは。
<メンマ> 極太の材木メンマが歯切れと香りでリズムを作り清湯に食感の芯を通す!
メンマは穂先ではなく、ど真ん中の材木スタイル。極太で堂々、箸で持ち上げるだけで存在感があります。齧ると、ザクッ、サクッと歯切れ良く、繊維の快感が気持ちいい。味付けは強すぎず、醤油清湯の邪魔をしない設計です。
それでいて、噛むほどにメンマ自身の甘い香りが立ち、スープの余韻に木陰のような落ち着きを足してくれます。麺と肉の間に、この材木メンマが入ることで、丼全体のテンポが整う。地味に見えて、かなり重要な“調律役”でした。
<味変化> 藻塩のひと振りで輪郭が締まり、鶏・醤油・肉の旨味がキリッと立ち上がる!
卓上にはいろいろありますが、今回は「藻塩」で遊びます(※レモン酢と胡椒は使っていません)。藻塩をほんの少し、麺やチャーシューに乗せると、味の輪郭がピシッと締まります。
特に豚肩ロースの脂に藻塩を当てると、甘みがくっきりして“脂の良いところ”だけが前に出る。鶏ももローストに合わせれば、香ばしさがキレ良く際立ちます。スープ自体は完成されているので、味変というより「角度を変えて味わう」感覚。終盤でも飽きず、むしろ集中力が増していくのが楽しいです。
総じまして・・・「駅ナカ改札内という日常空間で名店の技術が”非日常の一杯”に変わる——その驚きが最大のご馳走!」
西荻窪駅改札内。最初は「便利な立地に名店が来た」くらいの気持ちでしたが、食べ終えてみると印象が違います。ここには“妥協して駅ナカに寄せた味”ではなく、“駅ナカでも本気を貫いた味”があります。改札内という“ついで”の場所にあるのに、この一杯は「ついでで食べるラーメン」ではありません。むしろ、わざわざ改札に入り直してでも味わいたくなる完成度です。西荻窪という街の地味さ(褒め言葉です)と、名店の華やかな技術が同居した結果、ここにしかない幸福が生まれていました。忙しい年末の合間に、短い旅をしたような満足感。駅ナカでこんなに胸があたたかくなるとは思いませんでした。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。
冬の駅
鶏旨み満ち
醤油澄む
麺啜るほど
胸あたたむ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!