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「とり3姉妹(鶏キーマ&手羽元+鴨キーマ+鶏肝キーマ)(1000円」@バンブルビーの写真個性的なお店で、個性的な風貌の店主がつくる、個性的なキーマカレーを食う。スパイスシャワーにぶっ飛ぶ。

大阪本町にあるインドカレー専門店です。Meetsの雑誌にちょくちょく掲載され、その個性的なカレーを食べてみたいし、個性的な風貌の店主にも会ってみたい。一番の決めては店主が言ったひとこと。

”カレーのスパイスは揮発性なんで、一日5時間しかお店を開けない。”

おお、ここに本物が分かる男がいるじゃん。そんじゃあ、その揮発前のスパイスの味、香りに圧倒されるインドカレーを食べようじゃん。お店は日曜日が休み。なら土曜日の11時前に行って、まだ誰も食べていない擦りたての潰したてのスパイスカレーをその日一番に食おう。っつうことは、土曜日だけど遠征取材はなしね。

行ってきました。京都も神戸も明石も朝から行く必要なし。朝から遠出がないんで手持ち無沙汰で、やることあらへんし。どうにか時間を潰し、お店の前に到着したのが開店15分前の10時45分。いい感じのエクステリア・デザインで、優等生的お店でないぶっとび雰囲気も漂っている願ったりのお店。ドアが開いているのでお店の中を覗いたら、まだ準備中の様子。大阪では行列がなかなか出来ないことを思い出し、そんじゃあって付近をちい散歩。お店に戻ったのが開店5分前。店内に入ります。

あのお、すみません。ちょっと、遅れちゃって。あと20分位かなあ。

あの雑誌で見た店主が、すまなそうに顔を向けてぺこぺこ。たしかに、厨房前の小さなカウンターには食器が山のように積まれ、どう見ても食事ができる雰囲気ではありません。またちい散歩パート2でお店にもどったのが、11時35分。まず20分では終わらない、のこっちのヨミで15分遅らせましたが、戻ってみると、あっちゃあ、まだやねん。もうテーブル席に座って待つことに。

お店の厨房の後ろには、お約束のスパイスの瓶がごろごろ。ホールもあるしグラウンドもあるし。今日は気合を入れて、普段スルーしているスパイスも使ってね。店内にぎんぎんロックが流れ、やっぱアングラだわ。ロックにふさわしい音量ですが、食べるのにふさわしい音量かどうかは、ちょっと疑問です。ま、しんみりではなく、ぎんぎんにトリップして食え、っつうことなんでしょう。インテリアもええぞええぞ。

お店の中はメチャくらいので、これではデジカメでも発光しないでしょう。天井を見上げると、な~んだ、蛍光灯を薄手の生地で覆っているじゃあないですか。これじゃあ暗いわ。カウンターには、かろうじてスポットの電灯が。カウンターは5,6席でしょうか。テーブル席は2つで、そのうちの1つに座って待ちます。11時40分、女性が出勤してきました。そこからはさすが早かったな。早く出勤してこいっつうの!

テーブルが拭かれ、お水のポットが出てきて、オーダーを取り始めました。このとき、もう1つのテーブルに一人、カウンターは満席か1席空いている状況。女性は店主に、誰が一番早く来たのかって聞いてます。その順番にオーダーを取るようです。行列のところへは最初に来ました。店主の申し訳なさそうな顔がこっちを見てるんで、まあ、ユルシタルカ。順番は尊敬されたし。

あのお、この”とり三姉妹”(1000円)ください。メニューの説明では、New!とりキーマ&手羽元+鴨キーマ+とり肝、だそうです。まったくユニークでしょ。店主の実物の風貌も味があってなかなかいいですよ。インドカレー店主になるために生まれてきた風貌です。もし違う職業なら?小さなディスコ、ショットバーのDJなんかどうよ。

狭い店内は秩序なくいろんなものがころがってます。ディス・イズ・雑然ですね。お店のことを掲載した雑誌の数も相当ありますね。ま、カレー屋って似たり寄ったりが多い中、ここはやっぱり絵になりますね。カレーもお店も店主も。

店主が雑事を女性にまかせ、調理に入ってます。3種類のなべが強火にあおられているようです。ようやく店内にスパイスの香りが流れ始め、だんだんインドに近づきつつあるようです。鍋を木のへらでかきまぜ、かきまぜ。

大変お待たせいたしました、って配膳されました。時計を見ると11時55分。確かに待ったな。記念撮影ができないんで、すみません、これ店外に持ち出して写真撮ってもいいですか。許可をいただき、狭い通路を重いカレーを持ってよろよろ店外に。カウンター席とテーブルの間が狭いんで、よろけてお客さんの頭からカレーをひっくり返すリスクがあああ。まあ、そん時はそん時でスクープ写真撮ってUPするか。

席に戻って改めてカレーを見ますが、デザインも独創的ですね。3姉妹がぐるりを囲み、ライスが中央に据えられてます。ライスは玄米をチョイス。ライスの上にはピクルスが乗ってます。暗くて良く分かりませんが、唐辛子、キャベツ、タマネギ、にんじんらしきものが鎮座してました。これは、チェンジオブペースの重要なキーなので、いろどりもいいけど、別皿でもっと量がほしかったな。

配膳ときに、ここが鴨キーマでここがとり肝で、って親切に説明をいただきましたが、席に戻って来たら、全部忘れてもた。聞いたときは、ネギが乗ってるのが、あれで、手羽元のとなりが、あれ、って覚えてたんですが。ま、食べればわかるでしょう。

一番分かりやすい手羽元近辺のカレールーを掬い、試食。ほほう、スパイス自慢だけあって美香が鼻孔を抜けていく。これだよ、カレーは。こうこなくっちゃあ。スパイスの香りがすごい、って書いてあるお店、何軒か行きましたが、初めてスパイスシャワーに会えました。ここは、いい。待たされましたが、帳消しにしてもいいかな。

味はさほどぶっ飛ぶほど辛くはないですが、行列にとっては十分辛い。でも、辛い辛くないじゃあなくて、このスパイスといろんなダシが交じり合った複雑スパイス味のほうを特記すべきでしょう。もうなんだか分からないが、分かっているのはうまいってこと。こんなに複雑で何重のも折り重なる味ですから、毎回、毎日同じ味ってことはないでしょうね。だからちゃんと書いておきますよ、きょうもうまかった、って。

鴨と鶏のカレーは判別不可能でした。そりゃあそうでしょ。スパイスメインなんで分かるほうがおかしい、くらい。それに、このサウンド炸裂、触られても分からない暗さですから、味のセンサーも鈍ります。味は視覚のサポートがでかいんです。だから、目隠しして、これな~んだクイズがあるでしょ。目隠し状態では、ナイナイだって当たらなかったでしょ。

鶏の肝、もっとほしかった。レバー、ハツ、ヒモ、ギョク、スナギモなんか、全部欲しかった。期待したほうが間違いかな。話題としちゃあいいけど現実あまり肝は関係なく、キーマがやたらうまいカレーだけで十分でした。

いやあ、土曜日に大阪にいるなんて久々でしたが、ここは正解でしたね。本当に1000円を払って、カウンターの前を通り、忙しそうに調理している店主と目があったので、親指を立て、ウインクして、うまかったぞ。

おきゃくさん、きょうはテニス見に来たんですか?

なんでやねん。ここのカレー食べにきたんじゃ。

ああ、そりゃあどうも、でした。

どこまでもユニークな店主なのでした。

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