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「スペシャル・ターリーランチ(カレー2種、サラダ、チャパティ、チャ」@遊食カレー&インド料理 カルマの写真待ってました!

ようやく野暮用ができて水戸に行けます。カレーレストランで行きたかったお店が水戸にあるのです。

極私論ですが、千葉、茨城にはカレー専門店が育たないと思っています。評価されないのかなあ。結果、どこに行ってもインド、ネパール、スリランカ、タイ人の手によるカレーかココのチェーン味か牛丼店のカレーばかりが目に付いて。これはちょっと由々しい問題なんじゃないかなあ。

昨年の8月から10月にかけて大阪に長期出張しました。大阪カレーはひとつの大きなコンテンツでしたし、京都では独創的なカレーが目白押しの状態。東京はカレーの本が作れますが、千葉、茨城では作れないでしょうね。そんな中、この水戸にあるカルマというお店は京都にあるような匂いを感じていました。

先行レビューやブログでは、カレーのことだけに言及しているものがほとんどで、お店の様子がよくわかりません。ちょっとずつ書かれているものを組み立てていくと、ぼんやりとお店の様子が浮かび上がってきます。どんな人がカレーを作っていて、どんな空間の中で食べるのか。ここに一番興味がある自分にとってみれば、ほんの1ピースの描写を手懸りに推察するしかありません。なんかよさそうな気配を感じていました。一度行ってみたいと思っていました。

お店の前に着いたのは13時半。ランチ時の嵐が過ぎ去ったあとに違いありません。お店の前に来ると、これがカレー店なのかと思うような看板もなくちょっとバーのような風貌に、期待が膨らみます。お店の外に出された立看板にはカルマときっちりかかれ、ちょっと風雨にさらされて字が読みづらくなったメニュー看板がもうひとつ別に置かれてました。正式なお店の名前は、遊食カレー&インド料理カルマって言うんですね。店名のカルマ自体がサンスクリット語なんでしょうから、ちょっとはうるさい人物が経営しているのかな。入ってみましょう。

入り口は1間しかありませんが、中はちょっと大き目のいい感じの空間がありました。選んでいる家具、テーブル、椅子が実にシックでオリエンタルなものを揃えていて、インドカフェ風なデザインです。壁も凝ってますね。白っぽい漆喰を塗ったような風合いに仕上げています。インドの静かな音楽が控えめにならされています。お客さんは結構いますね。

ざっと見渡すと右手のL字になったバーカウンターのようなところには常連の夫婦がいて、カウンター内にいるお店の女性と話をしています。あそこは座りづらそう。うるさいし。奥に向かってセンスのいいテーブルが配置され、手前から2つには先客が1人ずつ。1つ空きがあって、一番奥にはカップル席のような二人掛けが2つあり、そのうちのひとつが空いているんで、あそこに座りましょうか。

結局、女性のおひとりさまが4人、男のおひとりさまがひとり。それと、おしゃべりがとまらない夫婦。店内ではそれぞれ自分の時間を楽しんでおり、雑誌を見たりケータイをみたり。ゆるい時間が流れています。厨房で調理しているのも女性ですね。女性が二人でお店を回していました。二人とも、感じ、30歳代の知性派ヤングマダム風で(年齢は若く言うべし)、オリエンタルなデザインの服を着てます。感じ、お料理とかに詳しくてうるさい、片や自分ではきっちり手抜きせず本物を作ると言ったオーラが出ていて、これはますます期待が膨らみますねえ。

メニューを見ました。メニューもよく考えてますよ。単品カレーとカレーを半分にした合い掛けがありますね。単品なら750円から950円。合い掛けは850円でセットになっていて、組み合わせの決まったAからFまでの6種類があります。サラダかドリンクが付いてきて、両方ほしければ150円プラス。チャパティもありますね。メニューの下のほうに、限定・スペシャル・ターリー(インド式定食スタイル)ランチ(1200円)というのがありました。カレーはハーフサイズの合いがけ、サラダ、飲み物、チャパティがついてきます。これにしよう。

限定ながら、まだありました。よかったです。およそ5分で知性派からテーブルに配膳されました。チャパティはこのあとすぐに焼き立てをお持ちします。

いやあ、うれしいですね。カレーの2種類は、ムルガマサラ(中辛)とエッグ(中辛)を選択しました。ライスの上には、えんどう豆でしょうか。ちょっとつまんで食べてみると、これがスパイシーでうまかあ。それに、大根の酢漬け。手羽元のタンドリーチキン、ですが、インド料理屋で食べる黒焦げのあるタンドリーチキンとは焼き加減が違う様子。タンドリーで焼かないこういう種類をなんて言うんでしょうか。

チキンの下にはヨーグルトソースが敷かれ、ほらほら、やっぱり手を抜かず、豆といいソースといい、この辺の気配りのこまやかさ、うるささ。チキンは柔らかくてスパイシーでうまかった。食べにくいんで手で食べました。へへ、車で帰る途中、信号待ちになると、このチキンをつかんだ指の匂いを嗅いでいましたよ。いいにおいなんだもの。

ムルガマサラカレーにスプーンを差し込んで一口いただきます。うんまああ。スパイス満載の味です。うん、研究してますね。スパイシーでありながらきっちりとコクのあるカレーで、煮込んである野菜もプロセッサーでビューンとルウを作るインド人のインドカレーとは一線を画して食感もいい。野菜もきっちりと手切りなんでしょう。

スパイスカレーが実に風味がよく、そこに酸味がかなり強く入ってきてます。これが、トマト由来の酸味ですね。うまかあ。そこに、チャパティが届けられました。このチャパティは全粒粉で作るというこだわりようで、これがふかふかで実にうまい。脂が塗ってないんでさっぱりしているし、ちょうどピタパンのように袋状に焼き上げられていて、これが食感をよくしている。このお店では、絶対これお勧めですね。

もうひとつのエッグカレー。これは、酸味がない分ホットな感じでご飯にめちゃめちゃあうんだなあ。スパイシー豆、ときどき、大根の酢漬け。サラダもあいだに挟めようか。まったく贅沢な時間やねえ。インドに行ったことありませんが、インドで食べるものとは違って洗練されている、んじゃないかなって想像してます。こんな手の込んだ料理、ああ、インドでもレストランではあるでしょうね。まったく、こういうカレーのお店、なぜもっともっとないのかなあ。

お腹いっぱいになりました。全部いただきました。これじゃあ、インドカレーダイエットにはならんねえ。うますぎる。自分にはご飯の量は半分が適量です。チャパティが結構実力あるんだわ。

さいごに出された、アイスチャイ。これまた、ぐぐっとスパイシーなチャイで、ほらね、やっぱり思った通り、最初から最後まで完璧を期すお店の姿勢は見事お料理で実現されてましたね。

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