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「キーマカレー(1260円)」@ガラムマサラの写真食べ進むとどんどんうまくなってきましたね、キーマカレー。もっとスパイスの強烈な匂いを期待していましたが、それはなかったなあ。親娘でスパイス研究を25年以上やっているという雑誌記事を見て、これはいけるかも、と思っての訪問でした。

また週末です。お出かけ先は、このところずっと京都ばっかし。京都のレビューも数が増えて、すごいことになってきました。やっぱり京都。神戸も奈良もいいけど、歩くなら京都がいいなあ。この日のお目当てはカレーです。おなかに余裕があったら、そのあとラーメンを1杯食べてその日は終わりという余裕の取材です。

このお店。一番近い駅は叡山電鉄の茶山駅かなあ。自分は茶山で降りててくてく歩きました。白川通りですから、近いです。途中、『紫蔵』の前を通ります。開店35分前。誰もいません。ガラムマサラは、前回京都に来たときに既にお店は確認済みです。お店は天下一品総本店の斜め前にあります。道に迷うはずがなく、お店到着が11時でした。お店の開店時間の30分前です。

お店の外で外観写真を撮ったりしていたら、中から娘さんが出てきて、あの、よろしかったら中で待っていてください。招き入れられました。ありがたいですね。年寄りですから立って待つのはちょっとつらい。まあ、勝手に早く着いたんで文句は言えません。

どうぞ、こっちにすわってください。入り口に一番近いテーブルの一番道路に近い席を指定されました。お水も出してもらいました。あと25分で開店か、と時計を見ました。娘さんが厨房の奥のほうから声を掛けてきます。あのお、よかったら、チキンカレーならすぐ出来ますよ。気を遣ってくれています。

あのお、キーマカレー(1260円)が食べたいんで待たせてもらいます。そんなやりとりがあってしばらくしたら、印度もんぺを穿いたおばあちゃんが自転車に乗ってお店に帰ってきました。いらっしゃいませ。どちらからですか。

きたよ、きたよ。答えると、このカレー粉どうですか。レシピもつけますよ。見ると、1500円のカレー粉。

(それは、買わないでしょ、ふつう。1000円のカレーを出すお店なら600円のカレー粉で4人前作れる、とかが世間相場でしょ。自分でつくる、自分で材料を買う、しかしカレー粉は買いたい、じゃあ600円でどうですか。それが世間でしょ。1200円のカレーが一番高いお店で1500円のカレー粉買ってどうすんの。)

返事をしないで黙ってたら、あれ、向こうに行っちゃいました。挨拶代わりなのね。反応しなくてよかったわ。

11時半、開店の時間です。お店にスパイスの香りが立ってこないので、まだ作ってないのかなあ。結局配膳されたのが、11時55分。開店時間に入ってきたと仮定して、25分待ち。ま、いっか。入店からは55分待ち。

写真で見たキーマカレーが目の前にあります。ご飯はターメリックライス。最初はたまごをかけずに食べてください、と娘さんから食べるアドバイスがありました。ルウは豆がたくさん入っていますが、そのほかにも野菜や肉が原形をとどめずいろいろ入っている模様。期待したスパイスの匂いのシャワーはなし。ちょっとがっかり。キーマですから、液体の部分はなし。それでは、スプーンですくってご飯と一緒にいってみます。

おとなしく始まりました。最初からがっつん、と来るインパクトを期待していましたが、スパイスも辛さも物足りないほどの弱さで、う~むです。胡椒がきいているという文章が頭に残ってましたが、それもなかったなあ。まさか忘れているわけじゃあないと思いますが。

でも、まずいわけじゃあないです。期待していたパンチが弱いだけで、カレーとしての基本味は出来ていると思います。これじゃあ玉子はつぶさないほうがいいと思い、そのまま食べ続けました。そうだな、半分くらい食べ終わったころから急にカレーが旨く感じるようになりました。なんでかなあ。スパイスの一人時間差攻撃かなあ。残り四分の一くらいになったときから、半熟玉子を割ってルウの一部と合わせてご飯にON。玉子は不要だと思いました。玉子を受け入れる力がルウにないので、ルウとご飯でいっぱいいっぱいでしょう。自分的値段は1000円ですね。

実はここ一乗寺、出町柳一帯には個性的なカレー屋さんがたくさんあるのです。迷って決めたお店ですが、もっとがつんと来るカレーを追求していただきたいですね。現在はマスメディアが取材にたいして手を抜くので、一度取り上げられたお店ばかり取り上げられる傾向にあります。そうゆう有利さが背景にあるお店ですが、ちょっとやばいなと感じました。

キーマ以外のカレーは知りませんが、今のままではスパイスを勉強してきた、というキャッチは通じなく時が来るのでは。勉強してきたのは事実でしょうが、スパイスの勉強が生かされていない、というのが正直な感想です。これが、800円だったらもう少しリスペクトできたでしょうが。このままでは終わりたくない、と思い、スパイスぎんぎんのお店を探しはじめました。

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