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「五目そば(730円)」@千登世の写真この日は会社帰りに調布で途中下車。以前見つけた、今はなき「しらたか」に行く途中にひっそり佇むこちらのお店を訪問することにします。調布駅前は数年前の駅の地下化以来、徐々に変貌を遂げていますが、こちらの店の前の現況4メートルほどの狭隘路も16メートルに拡幅されるとのことで、同店も今年一杯で閉店とのこと。

18時半ごろに入店すると先客なし。店員は、おそらく先代ご主人の奥様と思しき年配の女性と、そのご子息で店主らしき中年男性の2名。カウンターに着席して五目そば(730円)をオーダー。出てきたお冷は麦茶。ご主人、中華鍋で炒め物を開始。おそらく五目そばの野菜類は、タンメン同様の炒め工程を経るのでしょうな。スープを調整していたと思ったら、きっちりとキッチンタイマーが麺の茹で上がりを知らせ、中華鍋の中身を丼上に、そして最後の仕上げを経て着丼。

シンプルな瀬戸物の柄付丼に、軽く濁りのある清湯塩スープ。その上を埋め尽くさんばかりの五目の具材。パッと見ただけで、炒めた野菜類の上に、チャーシュー2枚、かまぼこ、なると、ゆで玉子半身、そして伊達巻。個人的にはコイツが入ってこその五目そばという頭があるので、ここのは文句なしに合格w ではいただきます。

まずスープ。鶏ガラに野菜を加えて炊いた円やかな旨みを湛えたベースに、少し強めの塩っけを感じる塩ダレを合わせたスープ。とはいえ、角の立たない丸みのある塩加減なので心地よい飲み口。おそらくは、野菜の炒め汁がまろやかさを添加してくれているものと思料。美味しい。

麺は、業務用麺とは思えないしっかりとした中細ストレート。もしかしたら、切り刃を指定して製麺所で誂えているのかも。ザクッとした歯応えが気持ち良いです。啜り上げると、スープ上に浮く、炒め汁から出た細かい油の粒を纏って持ち上がってきます。

中華鍋で炒めた具材は、キャベツ、ニンジン、長ネギ、タケノコ、ホウレンソウ、ピーマンに豚ロース肉。少し若めの炒め加減でパリパリしているのと、ピーマン特有の香りとエグ味が気持ち良いアクセントになっています。

チャーシューは、昔ながらのモモ肉チャーシュー。少しパサつき気味だけど柔らかく滑らかな食感。今のトレンドとはベクトルの違う仕上がりなのだけど、上質であることが感覚的に伝わってきます。そして伊達巻。五目そばにはコイツがないと始まらないねw 割とボリュームのある料理でしたが、五目それぞれと麺を楽しみながら、ほぼほぼスープまで行っちゃって食了。

私と同年代と思しきご主人。今年一杯で閉店ということでしたが、立退後は移転先で商売を再開するのか、自分だったらどうだろう。年末までにもう一度来たいな。いずれにせよ、これでまた“昭和”が遠くなるんだな、なんて少し寂しくもなってしまった一杯でした。

投稿(更新) | コメント (6) | このお店へのレビュー: 0件
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コメント

NSASさん、
確かに昭和を感じさせる一杯ですね。NSASさんのReviewを読んでいたらなんだか自分もせつなくなってきました...

まなけん | 2017年9月28日 20:37

こんばんは

このお店は確か貴殿のレポを読んで1度行った事があるような気が、、、
違ったかな(爆)やばいです、もしかしてアルツ×××ーかぁ!
でもこんな町中華がまた1軒、閉めるのは寂しいですね
自分も年内に1度行ってみよう!!

B級グルメ | 2017年9月29日 00:12

いいですねぇ~実にほっとします!
伊達巻に玉子!
凄く魅力的です(^^)

YMK | 2017年9月29日 00:14

まなけんさん、こんばんは。

私の場合は、ラーメン愛の原点が町の中華屋さんにあるので、創業何10年なんてお店が
閉店してしまうのは残念でなりません。
10年経ったら、知っているお店が何軒残っているのでしょうね。

NSAS | 2017年9月30日 00:46

グルメさん、こんばんは。

何か昔にそんなことがあったような気がしますが、私も定かではありませんw
何せ、記憶に自信が持てない年代ですからw
調布駅前にあった、萬来軒が閉店したときも寂しい思いをしましたっけ。

NSAS | 2017年9月30日 00:51

YMKさん、こんにちは。

間隔は空きますが、定期的に伊達巻・玉子入りの五目そば探訪は続けています。
餡かけでシーフードが入る大陸系のものは対象外なので、意外と見つけるのが大変ですw

NSAS | 2017年9月30日 00:54