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12:20頃訪問。先客後客共に5名。店内は小ぢんまりとしており、L字型カウンターが設けられている。窮屈さは無く、キッチリと清潔にされていて居心地の良い空間だ。男性1人による切り盛りで、接客は非常に良好。

本メニューを選択。10分強待ってから配膳された。

具は非常に多彩で、丼上を実に美しく彩っている。
内容としては、豚ロース肉1枚、鶏胸肉1枚、そぼろ肉、ナッツ、白胡麻、茶色いスパイス粉、ばら海苔、サニーレタス、ベビーリーフ、刻み玉葱、中央に下から順に乗せられる刻み青葱、卵黄、糸唐辛子というところ。
豚ロース肉と鶏肉は、いずれも上質の肉がシットリ&プリプリの質感、控えめな味付けに仕上げられており、上から少量のオリーブオイルと黒胡椒がかけられる。食べてみると、非常に美味。
他のアイテムも、味と食感の両面で実によく調和。文句無しの構成となっている。

タレは、容器の底に適量溜まっている。全体をよく混ぜると、茶濁してかなりネットリとした質感。
店内の説明書きによると、「自家製ラー油と山椒を組み合わせたオリジナルの辛味」との事で、辛さはさほど強くないが、上質のスパイス感を伴う風味が感じられて何とも言えぬ味わい深さ。
粘性から予想した通り、動物系のコクは強く打ち出されており、味の厚みが素晴らしい。そのまろやかさと上述の辛味がバランス良く拮抗し、まさにメニュー名通りの「辛旨」な味わいを形成する。それでいながら、余計なクセや重さは抑えられているのも見事としか言いようが無い。
塩分濃度は適度。過度のトガりは感じさせないが、力強いキレとヒキがもたらされている。
途中から、カウンター上の黒七味とオリーブ&昆布入りの酢を使用しながら食べ進めたが、いずれも良い味変に。最後まで、全く飽きが来る事は無かった。

麺は、うねりを有する平打ち太麺。
食べてみると、茹で加減は丁度良く、しっかりとしたコシと歯応えを有している。小麦の密度感を伴うツルツル&モッチリ食感が実に心地良く、咀嚼と喉越しを存分に楽しむ事が出来る。風味旨みも感じられる紛れも無い上質の麺だ。この一杯に於けるマッチング性も申し分無し。
量は200gとの事だが、体感的にそれよりも多く感じられる。〆の混ぜ飯を食べる前でも、自分には十分な満腹感が得られた。なお、混ぜ飯は、容器に少量のライスを入れて貰うスタイルだが、少量の小さく刻まれたチャーシューも散らされる。食べてみると、濃厚なタレと混ざり合って文句無しの旨さだった。

丁寧に手間かけて作り上げられたまぜそばを、大いに楽しむ事が出来た。もう一つのメニューである「スパイシー香りまぜそば」も、是非、食べてみたくなった。もう少しメジャーになってもおかしくない一店だ。

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